風来坊の部屋

ウィネベーゴ・ウォーリア奇跡の復活!

冷蔵庫編


うっかり!勘違いから冷蔵庫交換。。。。

バンクベッドの修理も1段落してホッとしたのもつかの間、またもやあの異臭が・・・・そういえば、バンクベッドの修理に没頭してたので異臭の事は忘れてました。ある意味、ニオイの根源であろうバンクベッドは修理完了!と!いう事はやはり冷蔵庫!
怪しい〜なぁ〜と思い、思い切って冷蔵庫をキャンピングカーから取り外して点検する事に!さぁ〜ここから僕の勘違いから新品冷蔵庫交換のはじまり〜はじまり〜(号泣)



取り外し前です、この時は冷蔵庫を頑張って修理して元の場所に収める予定だったので配線が分からなくならない様に写真をパチリと撮ってました・・・・
キャンピングカーの中から大人2人掛で狭いエントランスをなんとか出したところです。
さっそく、背面の点検ですが!見た感じ冷媒の通る管は錆は有るものの異常はなさそうです。
取り合えず、石鹸水を霧吹きに入れてシュ〜シュ〜してみますが!手ごたえなし・・・・・

取り外した冷蔵庫はこのまま、100Vをつないで1日様子をみることにしました。キャンピングカーの冷蔵庫が有った部分はこの通りの汚さ!普段、見ることの出来ない所はこういう時こそ悪あがきをして綺麗にしないといけませんね!
長年の冷蔵庫の結露で発生したであろうもしくは、外部の雨水が侵入したであろう床板はシミだらけです。冷蔵庫を入れる前にこの部分は防錆処理しました。
それから、様子をみていた冷蔵庫はとうとう冷えなくなっていました。この時点で異臭の原因はこの冷蔵庫だったんだと協力して頂いたみんなの意見が合致しました!では、なぜ、冷媒管からアンモニア水溶液の漏れてる様子がないのかと不思議に思ってたのですがこの時点での見解は長年、目に見えないところから徐々に漏れていて点検した頃には殆どのアンモニア水溶液が無くなってたのでないかというみんなの見解で合意しました。
後日、その事を確かめるべく勇気をだして冷媒管をベビーサンダーでカットしてみるとそれまでの憶測とは裏腹になんと!アンモニア水溶液は入ってるではないですか!お陰で、僕のご近所は強烈なアンモニア臭に襲われました(涙)
この時点で冷蔵庫を修理してみようという浅はかな考えは臭いニオイと共に消えていきました・・・・

※後々、調べてみるとキャンピングカーに使われてるこの手の冷蔵庫はアンモニア水溶液を水素と混入してる事が判明!(これは何故か?アンモニア水溶液を暖めるとアンモニアが気化します。その気化したアンモニアが液体に戻ろうとする時に外部の熱をうことで液体へと変化するのですがその反応をより確実にする為に水素が関係するらしいです)
ベビーサンダーで冷媒管をカットしてる事が怖くなりました!もし、爆発していら大変な事になってたでしょうね〜


さて、冷蔵庫が完全に壊れた?壊した!ので、このキャンピングカーに合う冷蔵庫探しです。キャンピングカーが古いので元のサイズに合う冷蔵庫はとっくに廃盤(製造中止)・・・・ネットで色々さがしてみたもののやはりこのサイズは見つかりませんでした、そこで、駄目元でグリーン・インターナショナルさんにTEL、親切な社長さんと話をして冷蔵庫をさがして頂く事に
数日後、TELが有り、ご希望のサイズに近いのなら見つかりましたと連絡が入りました。(元の冷蔵庫より2cm幅が大きく高さは1cm大きい)値段は驚く事に送料込みでなんと!22万円(びっくり!)・・・・何とか交渉をして20万で交渉し、アメリカから送って頂くように手配してもらいました。
それにしても値段が家庭用の冷蔵庫の何倍?以上の値段にはびっくりしました(涙)が!値段だけ考えると僕の気持ちも凹むのでいい事を考える事にしました!(笑)キャンピングカーについていた従来の冷蔵庫は122Lでしたが新しい冷蔵庫は144Lこの差20Lは大きいです!
冷蔵庫が到着するまで1ヶ月、待ちに待ちました!(古女房と冷蔵庫は新しいのが1番)
キャンピングカーは古くても冷蔵庫は新品!う〜ん・・・キャンピングカーが壊れて動かなくなっても冷蔵庫だけは外さないといけないな〜(笑)
伊達に144Lだけの事は有ります!これで、キンキンに冷えたビ〜ル〜が・・・・って言いたいのですが僕は酒はNGなので、キンキンに冷えたジ〜ュ〜ス〜が飲めます!ハッハハ・・・
冷蔵庫の裏です。いい仕事してくれそうです!(笑)
問題は、ガスの管の取り回し!
でも、新しい冷蔵庫も原理は一緒です。(アンモニア水溶液&水素)でも、この原理を見つけた人は凄いですよね!
キャンピングカーの家具を冷蔵庫の寸法に合うように削ってはめ込んで、微調整です!
冷蔵庫の固定は意外と簡単です。
冷蔵庫の裏からもビスで固定して問題のガス管の作業です。
何とか車体側のガス管の位置が近かったので案外すんなりと取り付けが出来ました。(ちょっと、拍子抜け)
電気関係の担当はジジさんのお願いいたしました。
この作業が終わって100Vを繋ぐとジワジワを冷蔵庫が冷えて来るのが分かりました。
どうにか、冷蔵庫が元の位置に納まりました!
またもや問題発生!!
冷蔵庫の取り付けも終わり異臭事件もこれで、解決!と思ってたのに、また、しつこくニオイが・・・それも、日中にその匂いがするのです。(夜はまったく匂いがしない)それも、前以上に臭く匂うようになってしましました。
これには、僕も本当に参りました・・・・っという事は、原因は冷蔵庫では無く、ほかにある事が判明!それに、当初、付いていた冷蔵庫は故障もしてなければ壊れても無かった事になります。それに、20万もの大金を払って新品の冷蔵庫を買わずに済んだ事にもなります。(号泣)
匂いの根源を発見!!
もう、こうなったらお手上げ状態・・・・しばらく、よ〜〜く考えて、ふと!ダイネットのシートに目をやってみました。そういえばここにはサブバッテリーを追加した時にA○デ○コ社製のバッテリーを置いていた事を思い出しました。まさか!バッテリー?そんなはずは無いと疑いながらもダイネットのシートをはぐると・・・・ガ〜ン〜・・・・・言葉がその時は出ませんでした(涙)
結局、夜に匂いがでなかったのは、僕のキャンピングカーにはソラーパネルを取り付けているのですが、このソーラーパネルが太陽の恵みをもらうとコントローラーを通して発電した電気がサブバッテリーに供給されます。A○デ○コ社製のバッテリー本体が劣化してその電圧に負けてたのでしょう・・・・(でも、本来ならソーラーのコントローラーが電圧の制御をするので過充電にはならないのですが安いコントローラーは信用性が無い事が分かりました)
それにしても、高い高い勉強代でした・・・・・この事件での教訓は匂いの元は徹底的に探せ!です。
今、はA○デ○コ社製のバッテリーは使わずに安いバッテリーと高価なソラー用のコントローラーを使って冷蔵庫共々元気に作動してます。
みなさん!臭い時にはまず、サブバッテリーを点検しましょうね!