風来坊の部屋

ウィネベーゴ・ウォーリア奇跡の復活!
バンクベッド修理


あなたのバンクベッドは大丈夫ですか〜

今回の災難はある出来事から始まりました。

それは、キャンピングカーの車内に入って凄いアンモニア臭がするので、あ!とうとう冷蔵庫が壊れたかな〜と思ってました。
でも、冷蔵庫の庫内は冷えてる・・・・?
数日、置いてもう1度、冷蔵庫をチェックしても冷蔵庫の庫内は冷えてる!?
う〜ん・・・何でだろうとジジさんに相談してみたものの原因不明。
まずはキャンピングカーの車内の念入りな点検だ!もしかしたら、冷蔵庫の故障ではなくて何かしらの小動物の死骸があるのではと思い色々と剥がしたりめくったりしてみました、と!その時、バンクベッドのマットを剥がしてみてびっくり!バンクの先端付近を黒い蟻がちょろちょろとしてました。
う〜んこれは蟻退治をしないといけない! 急いで自宅から掃除機を持って来てもらってバンクの先端の内装を剥がした瞬間
数万の蟻の大群がゾワゾワ〜っと出てきました!
これが、本当の蟻の巣をつっついた現象!(それは、蜂の巣をつっついたじぁ〜)
これを、見たジジさん!思わず 悲鳴〜 僕も一瞬、ひるんだが気を持ち直して掃除機のノズルを左手に持ったまま、バンクの奥に進む!バンクの奥くは狭くなってるので右手をバンクの床に手を置いた瞬間!

ずぼっ!
見事にバンクの床は右手の形のままめりこんでました。
これが、今回の悲劇の幕明けです。
これから、見て頂く写真が地獄の底から這い上がってきたウィネベーゴ・ウォーリアのスト〜リ〜〜〜〜です!



これは、蟻の巣を退治した直後の写真です。
バンクの奥に注目!この辺りに蟻の巣がありました、黒くなってるのは木材がカビと蟻によるコラボレーションの証です!
迷ってもしょうがない!内装を剥がしていきます。
外はこのようになってます。外装のバンク床部分のアルミの板はボロボロでした。アルミは腐るんです!

この状態でよく分かるかと思いますが床のコンパネはザクザク状態
床が腐ってるので簡単に車体から分離してしまいました。
このような光景をみると、今までここで子供達が寝てた事が怖くなります。
先ほどまで有ったバンクの床のなりの果て・・・・・
クヨクヨしても仕方がない!ジジさんニッコリ!
ここからが本題です。
まずはホームセンターに行って0.6mmのベニアを数枚購入!
キャンピングカーの車幅が2200mmあるのでベニアを3枚を平らなところでくっつけます。
この部分はキャンピングカーの外装にあたります。
そして、そのジョイント部分(10cm幅)にFRPで3プライほどベニアの両面に塗布します。

FRPは硬化剤と外気温次第で硬化が進むので手早く作業を進めていきます。
ジョイントのFRPの作業が終わり、今度はべニア全体にFRPを塗布します。
ここでのコツはベニア全体にFRPとガラスクロスを積層するんですが
ベニア自体がFRPを吸い込みやすいのであらかじめプライマーなど、なければFRPの液だけを塗布してベニアに吸い込ませます。
この作業も両面行います

この作業が終了すると今度はバンクベットを車体に取り付ける為の頑丈な骨を作っていきます。
本来ならこの骨の工程の写真をお見せしたがったんですが作業に夢中になって写真を撮るのを忘れてました・・・・


分かりずらいかもしれませんがある程度出来上がったので仮組と各部の調整です。
ジジさん・中ぶら弟さん・僕の弟で記念撮影!ここまでくると最初の不安はなくなり逆に完成が楽しみになってきました。
これで分かるかな!写真に写ってる部分が車体の骨になる部分です。
この骨の部分はコンパネを2枚重ねてます。と、いうのも日本の規格とアメリカの規格が違う?のかこの厚みの板が見つからず苦肉の策です。
奥の1段へっこんでるところは断熱材が入ります。
それから、この骨もFRPの液だけ塗布してます。

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